私家版 TiMidity++ (tim181021-c220)

 本家 2.15.0, c220 ベースで改造。


●ベース
・UnkoTim c220 へ TiMidity++ 2.15.0 の更新をマージ
Debian GNU/Linux 向けパッケージ作成スクリプトを stretch 版に更新

●オーディオ出力
・コンソール版シンセモードで音声出力が途切れる問題を修正

●コンソール
・ncurses インターフェースのプレイリストにゴミが残る問題を修正
・--default-mid, --system-mid 引数に gm2 を指定できるように修正
・コンソール版シンセへのキー入力に対してメッセージ出力で応答するように仕様変更
・コンソール版シンセモードで自動起動するコードを追加

●インターフェース
・設定ファイルのパスにサウンドフォントを指定してロードできるように仕様追加
・詳細設定ダイアログの読み込みモードを切り替え可能に仕様追加
・設定ファイル名入力欄に無効文字があるとダイアログが開かない問題を修正
・詳細設定ダイアログの出力メッセージ/表示メッセージを追加
・詳細設定ダイアログを開いた時点の言語設定を保持するように修正
・詳細設定ダイアログが崩れるコードを削除
・デフォルト/プログラムの固定のコンボボックスの内容をキャッシュする仕様に変更
・プレイヤー画面のリサイズを仮実装

シンセサイザー
・シンセモードを複数組み込めるようにコードを変更
・利用可能な MIDI IN デバイスを列挙するコマンドラインオプションを新設
・twsynsrv.exe を実行するとサービス管理ツールと無関係に動き出す仕様を無効化
・twsynsrv /INSTALL のサービスインストール処理に失敗する問題を修正
・twsynsrv サービスインストール処理にダイアログ非表示モードを追加
・twsynsrv サービス操作用スクリプトを添付
・Named Pipe シンセモードで使用する型定義を修正

●その他
・ループイベントを複数制御できるようにタイプ値を追加
・特定のループイベントを展開しないようにフィルタ値を追加
・マーカー A-B, Loop_Start-Loop_End による区間リピートを実装
・CC#111 によるループが安定するように修正
・pathsep_strrchr をシフト JIS 対応に修正
・初回起動時にカレントディレクトリの cfg を見つけたときの挙動を仕様変更
・dl_dld.c を使うプラットフォームを自動検出させるように仕様変更
・HAVE_LIB* を検出させて定義するように仕様変更
・configure で拡張命令を指定できるようにコード追加
gcc において USE_* とコンパイルオプションが乖離していたときの警告を回避

 ダウンロードはこちらから。
 http://www.maroon.dti.ne.jp/yta/